中絶手術は妊娠12週(妊娠3ヶ月)未満の初期と、妊娠12週(妊娠4ヶ月)以降の中期とでは
手術方法がまるで異なります。妊娠12週以降に中絶した場合は、役所に「死産届」を
出さなくてはなりません。手術が可能なのも法律で妊娠21週6日までと決められており、
満22週以降の中絶は禁止されています。まずは正確な週数を調べる為にも、ご来院されることを
おすすめします。
妊娠12週を超える場合の中絶は中期中絶とよばれ、通常の手術による方法ではなく、
薬剤により陣痛をおこし、出産形式で中絶を行う方法が一般的です。その場合は、
陣痛(子宮収縮)発現に個人差が生じるため、通常2~5泊ほど入院せざるを得ないことが
多いです。
※12週以上は他医療機関に紹介します。