妊娠検査薬について

なぜ、尿で妊娠しているか判断できるの?

女性は妊娠すると、妊娠初期に妊娠ホルモンである「hCG(ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン)」が
急激に増加し、尿の中に排出されるようになります。
妊娠検査薬は、この尿中の妊娠ホルモンを検出することで、妊娠を判断します。

妊娠検査薬を使用する時期

心当たりがある場合は出来るだけ早く検査したくなりますが、妊娠ホルモンは妊娠成立から
しばらく経たないと分泌されません。検査が出来るのは月経開始予定日の約1週間後からです。
早過ぎると検査薬が妊娠ホルモンを感知できず、正しい結果が出ません。

妊娠検査薬を使用する手順

  1. 採尿部についているキャップを外し、その部分に2~5秒間、尿をかけます。
    (紙コップなどにいったん尿を取り、そこに採尿部を浸す方が確実です。)
  2. 採尿部を下に向けたまま本体にキャップを被せ、水平な所に置いて3~5分待ちます。
  3. 終了確認窓に色がついたら、判定が出た合図です。判定窓を見て、そこに丸印や
    線などのマークが現れたら「陽性反応」つまり、妊娠している可能性が高いので、
    すぐに産科婦人科に足を運ぶことをおすすめします。 何のマークも出なかったら
    「陰性反応」、妊娠していない可能性が考えられますが、その後も生理が
    始まらない場合は5~7日後に再検査するか、産科婦人科に行くことを
    おすすめします。